
仙台駅西口に出たのは5時過ぎ。黄昏の中を人々が行き交いビルのネオンが週末の夜を彩ります。
あの震災から4年。駅前開発が進み高層ビルが上へと伸びていました。
見るからに、ここ仙台市内は復興はすすんでいるかに見えます。
さて、今日一番のお楽しみは牛たん炭焼き「利久」さんで美味しい牛たんと宮城の地酒を存分に楽しみたいと思います。
7時に予約して堀炬燵風の半個室に案内されます。満席で予約をおススメします。

さっそく生ビールで乾杯です。
「ぷはぁ~~」もうなんも言えねぇ~~
話題はもっぱら、雪山の山寺、バドミントン談義、そして明日の牡蠣小屋までのルート会議です。
仙台来たら、やっぱ牛たんらろがああああああああ~
「や、やばい…。う美味すぎぃ~」

炭火焼ならではの香ばしさと牛たん本来の旨みを噛みしめるたび「幸せ」を皆感じているようです。
さて、宮城の地酒を楽しみましょうか。
石巻市の墨廼江(すみのえ)だった記憶です…
まろやかで香り豊かな旨口のお酒です。

おかわり牛たんを2人前~♪
白菜漬けに薄切り昆布と唐辛子の辛みが気の利く名脇役ですね!

誰かが、フグの唐揚げを注文しました。
これがまた、カリッと揚がりクセのない白身がふわっと…。地酒がすすむ~一品です。

大崎市の「宮寒梅」(みやかんばい)です。
名前のごとく春をイメージしたほのかに梅の香漂うすっきりとして飲み飽きしません。スイスイいけます。

仙台あおば餃子です。緑色したその姿にギョッとします。
杜の都にふさわしく、地域特産の仙台産雪菜を皮に練りこみ、杜の都仙台をイメージしてつくられた緑鮮やかな餃子です。
「んん~。これは超新しい!」
ビールがすすむ君でっす!

牛たん串焼きです。メンバーは、腹にもたれそう…。そう言ったのもつかの間、「熱々でカリカリジューシーでうんめねっか!」
「すいやせ~ん。生おかわり~」

これは…??
さて、思い出せません…。

石巻市の代表格「日高見」です。三陸の魚介類にぴったりな辛口のお酒です。
いままで比較的甘口だったのですっきりとした辛口にホッとしてこりゃまたスイスイいけました。

牛たんソーセージです。創作意欲の感じられる渾身の一品です。
ピリッとした辛みの効いた旨みに「すやせ~ん。生もう一丁ッ!」

さっぱりしたサラダだったようです。もう、記憶も薄れてきます。

さて、宴も終盤です。〆の一杯は、「伯楽星」(はくらくせい)
上立ち香はほのかにブルーベリーの様に香る。含むと、酸味抑え目で何とも柔らかく、しかし噴出してくるかのような旨み、甘味はズバ~んと感じます。重くなく、軽くなく。いや~やっぱ旨い!

今回、いただいた宮城の地酒は、香り豊かな芳醇な旨口のお酒でした。
端麗辛口が主流の新潟地酒とは一線を画すその美味さと酒造りにかける姿勢に旅ならではの新しい発見が体験できました。

さて、明日は、いよいよメインイベントの「牡蠣小屋」に乗り込みます!
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